8月31日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル=7頭立て)は単勝3番人気で団野大成騎手騎乗のサトノアイボリー(牡、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)が好位から抜け出し、デビュー戦勝ちを飾った。なお、単勝1番人気だったレッドラージャ(牡、栗東・友道康夫厩舎、父コントレイル)は直線で伸び切れずに5着だった。

勝ち時計は2分4秒7(良)。

 前半5ハロンが66秒2という超スローペースの中、好位からの追走。直線入り口では馬群が一団となり、そこからの叩き合いとなったが、内に進路を取ってからはしっかりとした伸び脚で2着に半馬身差をつけた。

 本馬の母は2012年のヴィクトリアマイルを勝ったホエールキャプチャ。子供が新馬を勝ったのは初めてになる。団野騎手は「調教の段階からポテンシャルの高さは感じていましたし、スローぺースで色々と勉強になったと思います。次もいい感じでいけると思います」と素質を評価していた。

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