◆第39回セントウルS・G2(9月7日、阪神競馬場・芝1200メートル)

 ヨシノイースター(牡7歳、栗東・中尾秀正厩舎、父ルーラーシップ)は昨年のこのレースでは8着。しかし、今年は春雷Sを勝ち、前走の北九州記念で2着と地力を強化した印象だ。

中尾調教師は「北九州記念は一番外の枠(18番)と斤量(58キロ)でしょう。その割には、よく踏ん張った」と評価した。

 サマースプリントシリーズのポイントランキングでは、このレースに登録しているウイングレイテスト、テイエムスパーダと並び、5ポイントで8位につけている。勝てば逆転でのシリーズ優勝が決まる。「(優勝は)みんなの夢です。57キロで出られるのもいいですね。ずっと重いハンデで走ってきましたから。頑張ってほしい。生産者とオーナーさんのためにも勝たせたい」と指揮官は闘志を燃やした。ベテランがまだまだ暑い9月の阪神を盛り上げる。

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