騎手、調教師でＧ１勝利の石橋調教師が松本好雄オーナーを追悼　「まだ信じたくないのが本当のところです」
宝塚記念でメイショウタバルの優勝を喜ぶ（左から）武豊、松本好雄オーナー、石橋守調教師 画像（1枚）

　８月２９日未明にすい臓がんのため、８７歳で亡くなった、松本好雄さん。騎手時代にメイショウサムソンで２００６年の皐月賞、日本ダービー、２００７年の天皇賞・春を勝ち、調教師としても今年の宝塚記念をメイショウタバルで勝利した石橋守調教師（５８）＝栗東＝が、９月２日、栗東トレセンで取材に応じ、松本オーナーを追悼した。

　石橋調教師のコメント「まだ信じたくないのが本当のところです。残念というか、言葉が見つからない。僕もお世話になったし、ほかの調教師の先生もね。競馬界に貢献をされた方で、残念で仕方ないし、ショックですね。乗り役の頃からお世話になりっぱなしで、楽しい食事をさせてもらったことも何度もあります。悲しいですね、やっぱり。もう少し、恩返しがしたかったなと思いますよね。食事でも周りの人に気を遣う人で、優しく気遣ってくださった。今はゆっくり休んでください、お世話になりっぱなしで、ありがとうございましたと言いたいです。競馬界の全てにおいて貢献された方ではないでしょうか。僕らが頑張るのを、見守ってくれたらと思います」

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