【オークランド近郊(米国)2日=金川誉】日本代表MF伊東純也が、メキシコ戦(6日・オークランド)に向けた取材に応じた。今夏、フランス2部に降格したSランスから古巣のベルギー1部ゲンクに完全移籍。

移籍を決断するに当たり「(W杯のことは)だいぶ考えましたね。やっぱヨーロッパに残るっていうのを第1優先に考えて、どこでやるかっていうのを考えましたけど、(ゲンクは)ELとかもあるし、(Sランスで昨季負った足首の)怪我をしていたのもあるんで、コンディション的にもわかってくれるとこがやりやすいかなって」と決断の理由を明かした。

 足首の状態は「ちょっとは良くなったかなと思いますけど、まだ完全ではないかなと思います」とも明かした。しかしメキシコ、米国と対戦する今遠征に向け「出たら結果を出す。足首とか言い訳にならないんで、普通に結果を出したいなと思っています」と強豪との勝負を心待ちにした。

 すでにゲンクではELプレーオフのレフポズナン戦で、復帰後の初ゴールも決めた。そして今季はゲンクでプロ生活初の背番号10に。これまでは7、14を愛用してきたが「(10番は)チームから言われたっていうのもありますし、個人的にいつもつけている7とか14は空いてなかったっていうのもあるんですけど。まあチームから言われたんでっていう感じ。それをもらえるっていうのは光栄なことだと思うんで、普通にはい、って感じですね」と自然体で受け入れたことを明かしていた。

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