◆YBCルヴァン杯準々決勝 横浜FM―柏(3日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで初戦に臨み、前半を0―1で折り返した。

 直近のリーグ戦の神戸戦(0●1)から先発を8人入れ替え。

また、センターバック(CB)に故障者が続出しており、本職がボランチの山根が右サイドバック(SB)に入り、SBが本職の加藤がCBに入り、DF諏訪間とコンビを形成。左SBに鈴木が入る変則4バックで臨んだ。

 ボールを自陣でつなぐ柏に対して、横浜FMはマンツーマン気味に対応。相手の良さを消しながら高い位置でのボール奪取から攻撃に転じる場面が増えていき、立ち上がりからMF天野、DF鈴木、山根が積極的にミドルシュートを放ってゴールに迫る。

 しかし、前半18分に一瞬の隙を突かれて自陣右サイドの裏のスペースを狙われ、フリーでクロスを上げられ、最後はMFジエゴに左足シュートを決められて先制を許した。

 1点を追う横浜FMは、同24分にカウンターからMF井上がミドルシュート。同41分には井上のクロスを天野が左足で狙うもGKに阻まれた。さらに直後の右CKをデービッドが合わせるもわずかにゴールから外れた。

 同43分には天野のパスから左サイドへ展開し、松村のクロスをデービッドがゴールを狙うもシュートは相手に阻まれる。押し込む場面を作りながら、前半は0―1で折り返した。

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