◆YBCルヴァン杯準々決勝 横浜FM1―4柏(3日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームの初戦で1―4で完敗した。

 立ち上がりから積極的にミドルシュートを放つなどゴールに迫ったが、決めきれずにいると、前半18分に一瞬の隙を突かれて失点。

後半8分にはPKで2失点目を喫し、その後は押し込みながらゴールを奪えずにいると、後半22分にはDFラインの裏を突破され、FW垣田に3点目を決められた。

 後半37分に右サイドからのクルークスの右足クロスを後半から出場したFW植中が「うまく合わせることが出来た」と頭で押し込んで1点を返すも、後半アディショナルタイム8分にFW垣田に4点目を奪われて1―4で完敗を喫した。

 シュート数は「17本―9本」と倍近く記録したが、スコアは「1―4」と真逆の結果に。ゴールシーンについて、植中は「あの前から取れるチャンスがあったにも関わらず決めきれなかったり、チャンスになりかけている中でパスが合わずにゴールラインを割ってしまうプレーもあった。でも、そこで引きずらなかったことが最後のゴールにつながったかな」と振り返ったが、結果については「4、5点取れるチャンスはあった。それが取れなかったのが、今の自分たちの実力。相手はその実力があるからリーグでも調子がいいと思いますし、そこの質の差で負けてしまった」と悔しさをにじませた。

 大逆転での3大会連続4強入りに向けて、第2戦は7日に敵地で戦う。「そこ(決定機)で仕留められるようになれば、可能性はゼロではないと思っているので、引きずらずに次に臨みたい」と前を見据えた。

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