◆第39回セントウルS・G2(9月7日、阪神競馬場・芝1200メートル)追い切り=9月4日、栗東トレセン

 国内重賞初挑戦のエコロジーク(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父トワーリングキャンディ)は田口貫太騎手を背に、坂路を単走。楽な手応えながら力強い伸び脚でスピーディーに駆け抜け、51秒2―12秒3を計時した。

初コンタクトの鞍上は「いいスピードを持っています。それを制御するのが難しい印象はありますが、力があるのは間違いない」と感触を伝えた。

 デビュー2戦目のカンナSを、芝1200メートルのJRA2歳レコードとなる1分7秒2で逃げ切った快足。海外遠征では結果が出なかったが、帰国初戦となった前走の驀進特別(新潟・芝直線1000メートル)は重馬場をこなして勝利し、改めて能力を示した。

 初の阪神だが、開幕週の馬場は持ち前の速力を存分に発揮できる。「スピードを武器に、馬のリズムを崩さずに運べれば」と田口騎手は力を込めた。

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