◆バレーボール男子 強化試合第3戦(6日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)
世界選手権(12日開幕、フィリピン)に向けた壮行試合で、世界ランク5位の日本は同2位で前回2022年世界選手権王者のイタリアとの2連戦に挑む。同国とは昨夏のパリ五輪の準々決勝で2―3のフルセットで逆転負けを喫して以来の再戦。
2、3日にブルガリアとの壮行試合で2連勝した日本。ロラン・ティリ監督は「強いサーブが来た時にどう対処できるか、攻撃でも強打に頼らずブロックアウトだったり、打ち分けをすること」“スマートさ”をチームに要求した。3日の第2戦で連日最多となる14得点を挙げた高橋藍(サントリー)は「世界は高いブロックがあるので、ミスをしないかつ効果的に得点をしていくのも、スマートなプレー。勝ち方にもつながってくる」と見据えていた。
イタリア戦に臨む日本のメンバーは、ブルガリア戦から変更はなく、主将の石川祐希(ペルージャ)、高橋藍、オポジットの宮浦健人(名古屋)ら15人が名を連ねた。1974年大会の銅以来、51年ぶりの世界選手権メダル獲得に向け、強敵撃破で勢いをつけていきたいところだ。