9月6日の阪神5R・2歳新馬(芝1400メートル=11頭立て)は単勝2番人気のベネサルート(牡、栗東・渡辺薫彦厩舎、父リオンディーズ)が2番手追走から競り合いを制した。なお、単勝1番人気だったマルモリキャスター(牝、栗東・大橋勇樹厩舎、父ビッグアーサー)は直線で伸びず、9着に敗れた。
道中は前半3ハロン35秒8のスローペースを2番手から追走。直線では逃げるシャンデリュイーズ(牝、栗東・小栗実厩舎、父ダノンキングリー)を目標に追い出し、しっかりと最後まで力強い脚色を維持したまま、半馬身前に出た。
同馬は伯母にセントウルSなど重賞2勝のエピセロームを持つ。騎乗した吉村騎手は「調教より実戦の方がよかったです。距離はもう1ハロンあっても大丈夫です。癖がなくて、乗りやすい。今日は勝ち切ってくれてよかったです」と相棒をたたえていた。今後は未定。