◆第60回札幌2歳S・G3(9月6日、札幌競馬場・芝1800メートル、良)
夏の北海道シリーズのラスト週の2歳重賞に12頭が出走し、1番人気のショウナンガルフ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)が外から力強く伸びて差し切り、デビュー2連勝で重賞初制覇となった。池添謙一騎手は史上12人目のJRA重賞100勝を達成。
逃げ粘った10番人気のジーネキング(斎藤新騎手)が2着。4番人気のスマートプリエール(武豊騎手)が3着だった。
池添謙一騎手(ショウナンガルフ=1着)「スタート次第でポジションを決めていこうかなというプランでした。あまりスタート速い方じゃなかったので、リズム良く進めていこうと、あの位置になりました。結構、外を回す形になったんですけど、素晴らしい脚を長く使ってくれていますし、しっかりしたポテンシャルを見せてくれたと思います。新馬戦の前からすごく楽しみにしていた馬。新馬戦をクリアしてここがすごく大事になってくるんじゃないかと思っていたので、ここでしっかり結果を出すことができて次に進めていけると思います。2歳のこの時期なのでテンションは上がりやすいですけど、もう少し落ち着いていければ、大丈夫だと思います。筋肉の柔らかさや走りの柔軟性を自分のなかで高く評価しています。まだこれからだと思いますけど、しっかり今日結果を出せたので、次の舞台に進んでいけると思いますし、まだ成長してくれると思います」