バレーボール男子 強化試合第3戦(6日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)

 世界選手権(12日開幕、フィリピン)に向けた壮行試合で、世界ランク5位の日本は同2位で前回2022年世界選手権王者のイタリアと対戦した。同国とは昨夏のパリ五輪の準々決勝で2―3のフルセットで逆転負けを喫して以来の再戦。

 第4セット(S)は石川祐希、高橋藍ら主力を下げ、甲斐優斗ら若手主体に。富田将馬がブロックポイントを挙げると、西山大翔がライトから強烈な一本を決めた。7―8から甲斐がスパイクを決めると、続けてバックアタックも決まった。富田もスパイクを決め、3連続得点で逆転した。

 14―15から西山、佐藤駿一郎が連続得点を挙げた。19―19と大接戦で終盤に入ると、長いラリーの末、代わって入った大塚達宣がバックアタックを決めて20点に到達。さらに西山、大塚、西山と立て続けにポイントを重ねた。最後は西山がライトから強烈なバックアタックで締めくくり、25―21とものにした。セットカウントは2―2とし、最終第5Sに突入した。

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