◆第60回札幌2歳S・G3(9月6日、札幌競馬場・芝1800メートル、良)

 夏の北海道シリーズのラスト週の2歳重賞に12頭が出走し、1番人気のショウナンガルフ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー)が外から力強く伸びて差し切り、デビュー2連勝で重賞初制覇となった。池添謙一騎手は史上12人目のJRA重賞100勝を達成した。

勝ちタイムは1分50秒6。

 池添騎手は1998年春に栗東・鶴留明雄厩舎からデビュー。師匠の鶴留元調教師が祝福のコメントを寄せた。「ずっと達成するのを待っていました。デビュー1年目での重賞初勝利は、うちの厩舎の馬(1998年北九州記念=トウショウオリオン)でした。スイープトウショウをはじめ私の管理馬で12も重賞を勝って、本当によく頑張ってくれました。(2012年春に)私が定年引退した後も勝利を積み重ね、100も重賞を勝つなんて本当に感慨深いです」

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