◆男子プロゴルフツアー ロピアフジサンケイクラシック 第2日(6日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)

 第2ラウンドが行われ、2009、10年覇者でツアー20勝の石川遼(カシオ)は5位で出て4バーディー、5ボギーの1オーバー71と伸ばせず、通算2アンダーの10位と後退した。

 出だしの10番、12番で1メートル強につけてバーディー先行。

16番パー3で第1打をグリーン右のバンカーに入れて初ボギーを打った後、17番は2メートルに寄せてバウンスバックした。だが、18番から後半の2番まで3連続ボギー。「難しいアプローチやパターを残した感じだった。ショートゲームであと2つは拾いたかった」と振り返った。

 前日5日は台風接近による悪天候のため、競技は中止となった。宿舎でアプローチやパッティングなどを行い「ちょこちょこ練習しながら、基本はずっと休んでいた。だいぶ試合も続いていたので、けっこう回復できた」。休養を経て臨んだ第2ラウンドだったが、伸ばしきれなかった。

 首位と6打差の10位で最終日に臨む。54ホールに競技が短縮され「(本来は)あと2日間あると考えたら、全然チャンスはあるなという位置なので、全然我慢できている。ただ、第4ラウンドがないのでちょっと厳しいなとは思う」。15年ぶりの優勝に向けて「かなりいいプレー、スコアが求められると思う。

状態は悪くないので、気持ちを切り替えていきたい」と逆転を見据えた。

編集部おすすめ