◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス第1日(6日、千葉・ゴルフ5Cオークビレッヂ=6505ヤード、パー72)

 5日から3日間で開催される予定だったが、5日は台風15号の接近に伴い、中止。台風一過で晴天となった6日、第1ラウンドが行われ、ジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる14歳の須藤弥勒(ゴルフ5/太陽自動車)は、1バーディー、5ボギー、3ダブルボギーの10オバー、82で107位に終わった。

 ツアー5戦目の弥勒は、10番パー4(380ヤード)からスタート。打ち下ろしの第1打はフェアウェーセンターへ約250ヤードをかっ飛ばし、ギャラリーを沸かせた。残り約130ヤードの第2打はピン左5メートルへ。バーディーパットは約10センチカップ右で惜しくも外した。最初のチャンスを逃したことで流れに乗れず、目標としていた予選通過を果たせなかった。「飛距離は伸びてきましたが、グリーンで苦しみました。まだまだです」と14歳は率直に18ホールを振り返った。

 プロツアーの高い壁にはね返されたが、このまま終わるつもりはない。「これからもゴルフに正面から向き合って頑張ります」。弥勒は、決意の言葉を残してコースを後にした。

 今大会は2日間36ホールの短縮競技となり、6日の第1ラウンドでイーブンパーの58位タイまでの71人が7日の決勝ラウンドに進んだ。柏原明日架(富士通)、荒木優奈(Sky)、稲垣那奈子(三菱電機)が8アンダー、64で首位。

政田夢乃(なないろ生命)と三ヶ島かな(ランテック)が1打差4位で追う。

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