◇体操 全日本シニア選手権(6日、東京・エスフォルタアリーナ八王子)

 男子で初出場の東京五輪王者の橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)は、合計84・298点で2位にとどまった。

 最初の跳馬で14・566点と全体2位の得点をたたきだし、勢いに乗るかと思われたが、得意の鉄棒でミスがでるなど精彩を欠き、最後まで得点を伸ばせなかった。

橋本は「今日は、個人も団体(2位)も優勝を逃してしまったので、試合内容に関しても反省点が多く残る試合だった。でも世界選手権(10月、ジャカルタ)の前にこういう悔しい気持ちと、もう一度しっかり修正したいなと思う気持ちができたので。今日はケガなく終われて良かった」と淡々と振り返った。

 7日には男子体操種目別メダリスト選手権の床運動と鉄棒に出場する。「あまり気負いすぎず、力も出しすぎず、リラックスした試合が最後できたらなと思います。床に関してはひとつひとつ着地を丁寧にやっていきたいなと思いますし、鉄棒は日本のレベルが高いので、そこで日本一になりたいなと思います」と気持ちを引き締めていた。

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