◇フィギュアスケート チャレンジャーシリーズ 木下グループ杯 第2日(6日、関空アイスアリーナ)
女子はショートプログラム(SP)1位で昨季世界選手権(米ボストン)銅メダルの千葉百音(木下グループ)が、フリーでも1位の143・48点をマーク。216・59点の自己ベストで優勝した。
「ロミオとジュリエット」を情感たっぷりに舞った。冒頭のフリップ―トウループの連続3回転、続く3回転ループを決めていったが、3回転サルコーの着氷が乱れた。「サルコーが悔しい。自分のなかでは全然100点満点ではない演技だったので、反省点を生かして、ここから上を目指して頑張っていきたい」と力強く語った。
「自信にしていい部分と、まだまだだなあって思う部分が両方ある。結果に満足せず、一つずつしっかり積み上げていきたい」と今後への抱負を口にし、「本当にこれからがシーズン本番という感じ。緊張したときにどこまで出せるかが本当の強さ。そこを意識してこれからも頑張りたい」と話した。
グランプリ(GP)シリーズは第3戦のスケートカナダ(10月31日~11月2日)、第6戦のフィンランド大会(11月21~23日)に出場予定。