◆関西学生アメリカンフットボールリーグ ▽第2節 関学大45―7同大(6日・ヤンマースタジアム長居)

 関西学生アメフトリーグは6日、第2節が行われた。リーグ7連覇と2季ぶりの学生日本一奪還を目指す関学大は、6タッチダウン(TD)、45得点の快勝で2勝目を挙げた。

 第1クオーター(Q)の7分にRB永井秀(2年)が先制のTDを決めると、その約3分後にもこの日2本目のTDを奪って突き放した。そこから主導権を渡さない試合運びを展開し、危なげなく勝利。それでも試合後、大村和輝監督は「内容はオフェンスもディフェンスも前より(甲南大戦、52〇7)ダメじゃないですか」と、ばっさり。「いろんなことが詰まりきっていないですよね。準備の仕方が甘いなと私は痛感したので、選手たちにも分かってもらえれば」と、ゴール前での決めきる力や守備でボールを取りきる力により強いこだわりを求めた。

 主将のDL前田涼太(4年)も、この試合を「オフェンスであればずっと意識しているのはスタートと、フィニッシュというところをやろうと言っているが、多分できていないと思う。ディフェンスなら、正直止められた7点でもあった。点数は開いているが、自分たちのやりたいフットボールはできていない」と、冷静に分析。次戦の21日、近大戦(神戸ユニバー)に向けて「詰めきるというところに、内容も含めて限度なくやっていかないといけない」と、より理想に近づける。

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