◆第79回セントライト記念・G2(9月15日、中山競馬場・芝2200メートル、3着までに菊花賞の優先出走権)追い切り=9月10日、栗東トレセン

 皐月賞14着からの巻き返しを期すジーティーアダマン(牡3歳、栗東・上村洋行厩舎、父ルーラーシップ)は坂路を単走。余裕たっぷりの手応えで軽快に駆け上がり、54秒7―12秒2をマークした。

前向きさは十分で、リズム感のある脚さばき。1週前にCWコースで一杯に追われたことでグッと素軽さが増した。上村調教師は「動きは良かった。先週、先々週としっかりやれているし、いい状態」とうなずいた。

 前走は初めて控える形となり、馬群でもまれて自分のペースに持ち込めなかった。トレーナーは「すみれSのようなレースができれば通用していい」とマイペースで逃げ切った2走前の再現に期待した。

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