◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・大阪阪南支部予選」(9月7日・みなと堺グリーンひろば他)◆中学生の部 ▽リーグ戦 東堺ボーイズ5-0大阪和泉ボーイズ
秋の関西ブロック王者を決める関西秋季大会の支部予選が始まり、東堺が快勝発進した。
3回、谷川が先制の2点三塁打でチームを乗せた。
終盤には堀尾のスクイズなどで手堅く加点し、曽谷―山元のリレーで2安打完封ショー。新チームで背番号1を得た曽谷は「昨日の最後のミーティングで1番をもらった。欲しかった番号。その分、プレッシャーで、今日だけはマジで緊張しました」。そう言いながらも、要所を抑えて汗をぬぐった。
山元も安定した投球を披露した。5回から救援し3回を1安打無四球。「曽谷がゼロに抑えたので自分も抑えようと。真っすぐが伸びていい投球だったと思う」。背番号10が意地を見せ、両右腕の“競争関係”は今後のチームに活気を与えそうだ。
16年4月のボーイズリーグ加盟から節目の10年目。これまで連盟主催大会の支部予選突破はなく、初戦で前回大会の支部代表の一角を破った価値は大きい。次戦、この勢いで予選リーグ突破を狙う。
〇…大阪和泉の予選リーグは黒星スタートとなった。山口優と加藤の2安打ではホームが遠かった。決勝トーナメント進出へ土俵際となり、辻井主将は「みんな緊張して自分たちのプレーができなかった。次に勝たないと終わりなので、死ぬ気で勝ちに行きます」とリーグ最終戦に向け、立て直しを誓った。