巨人の森田駿哉投手が10日の広島戦(東京ドーム)で4勝目を目指して先発する。9日は、東京ドームでキャッチボールなどで調整した左腕は「前回登板で球数は投げられたものの、イニング数も稼げてないので、できるだけ今取り組んでる早いカウントで勝負する。
前回3日のヤクルト戦(京セラドーム)では6回2失点(自責0)で3勝目を挙げた。この試合で自身初の100球超えを果たしたが「長いイニング投げていくことが先発として求められていることだと思うので、それは常に頭に置いてクリアできるようにやっていきたい」と語る。「いけるならたくさんいきたいと思いますし、中継ぎの方もたくさん投げていると思うのでなんとか自分が少しでも1イニングでも1人でも長く投げられるように、まずは1人1人勝負しながらその結果が長いイニングでいけたなってなればいいので、まずは1人1人と勝負していく中で長いイニング投げられればいいなと思います」と思い描いた。
広島との対戦は前々回、5回途中3失点で3敗目を喫した8月27日(マツダ)以来。「積極的にくるバッターも多いですし、追い込まれたら粘ってくる選手も多い。根負けしないようにしっかりと早いカウントで自分が攻めれるように、その場その場で自分ができる最善のことをやりたいと思います」と意気込む。
阪神にリーグ優勝を決められたが、CSへ向けてまだまだ大事な戦いが続く。「起用していただいたことに、結果として応えたいなと思いますし、こういうところで投げられるのはありがたいなと、自分自身もそういうことをかみしめながら明日(10日)しっかり臨みたいなと思います」と闘志を燃やした。