◆米大リーグ マーリンズ5―4フィリーズ(7日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ナ・リーグ最多49本塁打を放っているフィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が7日(日本時間8日)、敵地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、4打数1安打1打点、1四球に終わって今季自己ワーストの9試合連続本塁打なしとなった。この日2発を放ったドジャース大谷翔平投手(31)は48本塁打となり、1本差に迫られた。

 初回1死走者なしの1打席目は、先発右腕・フィリップスと対戦して左飛に倒れたシュワバー。2番手左腕・ギブソンと対戦した3点を追う3回2死走者なしの2打席目は右直に打ち取られた。前を打つターナーが15号ソロを放って2点差に迫った6回無死走者なしの3打席目は、右腕・フォーシェイから四球を選んで出塁。2死二塁からマーシュの中前適時打で生還して1点差に迫った。

 1点を追う7回2死一、三塁のチャンスで迎えた4打席目は、右腕のエンリケスと対戦し、フルカウントから左飛に倒れた。2点を追う9回2死一、二塁の5打席目は、右腕のバカーと対戦し、フルカウントから右前適時打を放って1点差に迫った。

 8月28日(同29日)の敵地・ブレーブス戦で1試合4本塁打を放ち、一気に46、47、48、49号と積み重ね、9打点もマークしたが、その後は今季ワーストの9試合連続本塁打なし。打点は9試合ぶりにマークしてリーグトップを独走する120打点となった。この日ドジャースの大谷がオリオールズ・菅野から47、48号と2発を放って本塁打王争いで1本差に迫られたが、シュワバーは42打席連続でアーチが出ていない。

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