巨人が今季126試合目で優勝の可能性が消滅し、連覇はならなかった。阿部慎之助監督はリーグVを果たした阪神について「とにかく投打のバランスが素晴らしい。
今季は開幕3月28日・ヤクルト戦で5点差をひっくり返すサヨナラ勝ちでスタートを切るなど、3、4月を15勝11敗1分けの首位で終えた。だが、主砲の岡本が5月6日・阪神戦で左肘じん帯を損傷し、長期離脱。その後は交流戦を6勝11敗1分けの11位で終えるなど苦しい時期が続いた。
阪神戦はここまで7勝17敗。紙一重の試合も多かった。「細かいミスがちょっと多かったのかなと思いますよね。失策もそうだし」と、その差を分析し、「CSでやり返せるチャンスがあるんで、出られるように、できるように頑張ります」と気持ちを新たにした。