◆米大リーグ オリオールズ―ドジャース(7日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
オリオールズ・菅野智之投手(35)が7日(日本時間8日)、本拠地・ドジャース戦に先発し、初回にいきなり大谷翔平投手(31)に47号先頭打者本塁打を浴びた。
初回先頭で、いきなり対戦となったのは、ドジャースの「1番・指名打者」でスタメン入りした大谷。
メジャー初対決は1ボールから2球目の外角高め94・4マイル(約151・9キロ)を捉えられると、中堅右に運ばれて47号先頭弾を被弾。まさかの立ち上がりとなったが、続くベッツから空振り三振を奪うと、フリーマンを中飛に打ち取って2死を奪った。コンフォート、コールに2者連続の右前安打を許して一、二塁のピンチを迎えたが、ロハスを遊ゴロに打ち取って追加点は与えなかった。
メジャー1年目の菅野は、8月14日(同15日)の本拠地・マリナーズ戦で10勝目。その後は3登板連続で白星がなく、前回登板の8月31日(同9月1日)の敵地・ジャイアンツ戦では、味方の守備のミスが重なったこともあって、メジャーでは自己最短の3回3分の1での降板となり、10安打、7失点もメジャーワーストタイで7敗目を喫した。