◆米大リーグ ヤンキース―タイガース(9日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が9日(日本時間10日)、本拠地・タイガース戦に「2番・右翼」でスタメン出場し、44号を放った。初回1死走者なしの1打席目に、先発右腕・マイズから右中間に先取点となるアーチを描いた。

 ジャッジの本塁打は、8月31日(同9月1日)の敵地・ホワイトソックス戦以来7試合ぶり。9月初アーチとなった。本拠地での本塁打は、8月27日(同28日)のナショナルズ戦以来4試合ぶり。チーム144試合目での44本塁打で、レギュラーシーズン162試合に換算すると49・5発ペースとなった。

 昨季は58本塁打で3度目の本塁打王に輝いたジャッジだが、今季ア・リーグはローリー(マリナーズ)がここまで53発で両リーグトップを独走中。2年連続4度目の本塁打王は厳しい状況になったが、ベーブ・ルース、マーク・マグワイア、ケン・グリフィー、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲスに次ぐ6人目の2年連続50本塁打をドジャース大谷翔平投手(31)とともに狙っている。

 また、通算本塁打数が359本目となり、ヤンキース史上単独5位に浮上した。

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