◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が9日(日本時間10日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードで迎えた3回2死の第2打席で四球を選び、15試合連続出塁とした。

自己最多をさらに更新する98個目の四球(16敬遠を含む)。シーズン101四死球はキャリアハイとなった。

 さらに2番ベッツの打席では二盗に成功。8月10日(同11日)の本拠地・ブルージェイズ戦以来、出場26試合ぶりとなる18盗塁目をマークし、ベッツの17号2ランでメジャートップを独走する129得点目をマークした。

 ロッキーズの先発右腕、G・マルケス投手(30)とは試合前の時点で通算11打数3安打の打率2割7分3厘、1本塁打、3打点。今年4月16日(同17日)には初回に6号先頭打者アーチを放っている相手で、史上6人目となる2年連続50本塁打に王手をかける2試合ぶりの49号にも大きな期待がかかる。

 初回先頭の第1打席は中飛だった。3年連続の本塁打王に向けてはこの日、シュワバー(フィリーズ)がリーグ最速で50号到達。2位の大谷も負けじと追いかけたいところだ。

 前日8日(同9日)の同戦では、1点を追う6回無死一塁で今季97個目の四球(16敬遠を含む)を選び、3死球と合わせて今季100四死球に到達。エンゼルス時代の21年以来4年ぶり2度目。97四球は21年の96個を上回るキャリアハイとなった。

その後大谷の四球がフリーマンの同点適時二塁打につながった。7回2死一塁では右翼へ打球速度114・3マイル(約183・9キロ)の弾丸二塁打。今後は2番ベッツの決勝2点適時打を演出していた。

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