◆イースタン・リーグ 巨人―オイシックス(11日・Gタウン)

 巨人の24年育成ドラフト6位・竹下徠空(らいあ)内野手が、公式戦初打席で初安打をマークした。

 イースタン・オイシックス戦の6回無死一塁で代打起用されると、2ストライクから左腕・高田の外角のフォークを軽打。

一塁走者・笹原がスタートを切っていたため、広く空いた一、二塁間を鋭く破る中前安打となり、無死一、三塁と好機を拡大した。その後、1死二、三塁となり、中田のスクイズによる先取点奪取に貢献した。

 ここまで3軍トップの11本塁打と長打力が武器のロマン砲だが、打席での対応力も発揮して初安打を記録。「初球から積極的に振りにいくことができました。普通であればセカンドゴロでしたが、笹原さんが走ってくれたおかげでヒットになりました。運が良かったです」とコメントした。

 竹下は183センチ、98キロの恵まれた体格を持つ18歳。今季3軍戦では4番を任され、ここまで66試合に出場して打率2割7厘、チームトップの11本塁打、同2位の31打点をマークしてこの日から2軍に合流していた。

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