◆イースタン・リーグ 巨人3―1オイシックス(11日・Gタウン)

 巨人の24年育成ドラフト6位・竹下徠空(らいあ)内野手が、初づくしの公式戦デビューを飾った。

 イースタン・オイシックス戦から2軍に合流。

6回無死一塁で代打起用されて公式戦初出場すると、2ストライクから中前安打を放って初打席初安打をマーク。さらに7回2死一、二塁の第2打席では、右腕・西村に対してカウント2―から外角のカットボールを引っ張って左前へと運ぶ決勝打とし、初打点を挙げた。

 試合後は緊張した様子で初めてのお立ち台に上がった。ファンの歓声を浴びると、「調子には乗らず、今後もっと謙虚に2軍で定着していけるような選手になれるように頑張ります」と抱負を語った。

 竹下のヒーローインタビューは以下の通り。

 ―ナイスバッティングでした。

 「ありがとうございます!」

 ―今日2軍に合流してどんな気持ちで迎えたか。

 「とにかく自分らしさを出していこう、もう初球からガンガン振っていこうと思って、2軍の方に参加させてもらいました」

 ―緊張感はいかがでしたか。

 「みんな優しくて、固くなったりせずに自分らしさを出してやっていけたのですごく良かったです」

 ―代打で巡ってきた初打席はどんな思いで臨んだか。

 「とにかく初球からガンガン、ガンガン振っていこうと思って打席に入って、3軍でいつもやってるような初球からフルスイングができたので、自分的には良かったなと思います」

 ―7回は大きな適時打になった。

 「チャンスの場面で回ってきて、自分はチャンスに弱いところがあるので、絶対に打つという気持ちで打席に立って結果が出たので良かったです」

 ―外の変化球を見極めて、最後はレフトへ運んだ。

 「そうですね。


いつもはボール球とか振っちゃうんですけど今日はなんとか見逃すことができて良かったです」

 ―高校卒業して1年目のシーズンですが、私生活含めて今はどんな気持ちで過ごしているか。

 「まだ18歳なので、元気よく若々しい感じで、しっかり声も大きく出して頑張ってやってます」

 ―ジャイアンツタウンスタジアムの雰囲気はどうでしょうか。

 「普段3軍の試合でもたくさんの人が来てくださるんですけど、いつも以上に人が多い中でやらせていただいて、ちょっと場の空気に飲まれそうにもなったんですけどもっと上を目指すんだったら、もっともっとこんなんじゃだめなんで。ファンの皆さまの期待に応えれるように頑張っていきたいと思います」

 ―改めて自己紹介を。

 「明徳義塾から参りました1年目の竹下徠空です。今年の目標は2軍で通用できる選手になるっていうところで、今日ヒットが打てたので、調子には乗らず、今後もっと健虚に2軍で定着していけるような選手になれるように頑張ります」

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