◆米大リーグ ヤンキース―タイガース(11日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が11日(日本時間12日)、本拠地・タイガース戦に「2番・右翼」で先発出場し、2試合ぶりの45、46号を放った。マルチ本塁打は6月29日以来。

 この日は2001年の米同時多発テロが起こってからちょうど24年。ドナルド・トランプ大統領の来場の前で爆発だ。

 初回1死無走者。フルカウントから左腕ホルトンの低めのカッターをとらえた打球は左中間フェンスを越えブルペンに飛び込んだ。打球速度177キロ、飛距離126メートルの完璧アーチ。

 3回は先頭打者で右腕ギプソンロングの2球目の内角低めの直球を45号と同じ方向にたたき、飛距離は132メートルのより遠くに飛んだ2打席連続の46号となった。通算361号はヤンキース歴代4位のジョー・ディマジオに並んだ。

 昨季は58本塁打で3度目の本塁打王に輝いたジャッジだが、今季ア・リーグはローリー(マリナーズ)がここまで53発で両リーグトップを独走中。2年連続4度目の本塁打王は厳しい状況になったが史上6人目の2年連続50本塁打をドジャース大谷翔平(現在48本)とともに狙っている。

 なお、打点も自身4度目となる100打点に到達した。

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