「KERA」こと劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチと、女優・緒川たまきが主宰する演劇ユニット「ケムリ研究室」が、来年3~4月に東京・世田谷区のシアタートラムで上演する新作舞台の概要が明らかになった。

 タイトルは発表されていないが、コンセプトは「ナイーブな人たちの小さな物語」。

これまでに同ユニットが製作してきた作品とは一風違った、濃密な会話劇が繰り広げられる。KERAと緒川の中には、少し前の時代を舞台に、日本家屋に住む不器用な兄妹の姿を描くという構想があるという。

 出演は緒川のほかに今回が初共演となる瀬戸康史瀬戸さおりの兄妹のほか、清水伸、赤堀雅秋、萩原聖人、鈴木慶一の実力派キャストが勢ぞろい。東京公演の後には、地方での巡演も予定されている。東京公演のチケットの一般発売は、来年2月を予定している。

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