パ・リーグ 日本ハム3―7西武(12日・エスコン)

 西武は5戦未勝利だった相手先発・達を打ち崩し、対日本ハム4連戦を白星発進。先発・高橋光成投手が7勝目を挙げた。

 打線は両軍無得点の4回、先頭の滝沢が二塁への内野安打で出塁。続く外崎修汰内野手への初球で二盗を決め無死二塁とすると、外崎が中前適時打を放ち先制すると、2死二塁となってからは山村崇嘉内野手が左中間を破る適時二塁打を放ち2点を先取。今季ここまで5戦0勝3敗、完投勝利も許していた達を7回でマウンドから引きずり下ろすと、8回にはセデーニョに5月25日・ロッテ戦(ZOZO)以来約4か月ぶりの3号3ランが飛び出すなど打線が爆発。さらに5点を追加し日本ハムを突き放した。

 先発・高橋光成投手は完封ペースだった9回、レイエスにソロ弾を浴びる。さらに3連打で満塁となったところで降板したが、8回0/3を9安打3失点で7勝目。初回は3者凡退の立ち上がり。2回に安打と2度の暴投で2死三塁としたが、石井を137キロ低めスライダーで空振り三振に斬った。その後も力のある直球とキレ抜群のカットボールを軸に凡打を量産し、5回までに費やした球数はわずかに60球と順調にアウトカウントを積み上げた。

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