捕手の岸田は許した盗塁が13度、走者の盗塁を刺したのも同じく13度。盗塁阻止率.500は、セ・リーグ規定以上の捕手(チーム試合数の半分以上に捕手出場)7人のうち、トップに立っている。
昨年も許盗塁21、盗塁刺19の.475でセ6人中の1位。50年の2リーグ制後、巨人の捕手で2年以上続けてNO1となれば、60~62年に3年連続の森昌彦、16~19年に4年連続の小林誠司に次いで、3人目になる。
盗塁阻止率のシーズン最高記録は、93年の古田敦也(ヤ)で.644。許したのが16度に対して刺したのが29度もあった。巨人の捕手で.500以上は
年度 捕手=阻止率(許 刺)
78 福嶋知春 .633 (11 19)
62 森 昌彦 .584 (37 52)
61 森 昌彦 .530 (39 44)
56 藤尾 茂 .511 (43 45)
過去に3人(4度)だけ。岸田がチーム4人目の.500以上で今年もセ1位となるか。(阿部 大和)