◆第79回セントライト記念・G2(9月15日、中山競馬場・芝2200メートル、3着までに菊花賞・G1の優先出走権)9月13日=栗東トレセン

 前走の町田特別を快勝したヤマニンブークリエ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)は角馬場から坂路に向かい、キャンターで調整した。大型馬だが重苦しさは一切なく、気配は良好だ。

松永幹調教師は「追い切ったあとも替わらずに来ています。春はハミをかんだり、抜けたりしたけど、今は収まりますし成長を感じます」と納得の表情だった。

 中山コースは昨年のホープフルS(14着)以来になるが、当時よりもパワーアップは明らか。トレーナーは「コースも(外回りなら)合うと思うし、何よりジョッキーがこの舞台は得意ですからね。一発あるんじゃないかな。権利を取って菊花賞へ」と同期である横山典弘騎手の手綱さばきに期待した。

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