◆JERA セ・リーグ 巨人11×―10阪神(13日・東京ドーム)
一丸で最後まで諦めず白星をもぎ取った。2ケタ10点を奪われながら、11得点で逆転サヨナラ勝ち。
「勝っていい反省ができるけど、やっぱり四球も多い。(5回に)四球4つ出した時は、はらわたが出てきそうになったよ」と苦笑いした。初回は横川が四球にボークも絡み3失点。5回はケラーが4四球を与え、チーム今季ワーストタイの1イニング7失点につながった。この試合は計6四球で、10失点のうち5四球が失点に直結。今季の阪神戦の与四球は球団別ワーストの82で、再戦の可能性があるCSに向けても課題となるだけに「キャッチャーが配球にならないんでね。配球させられるように頑張ってほしい」と求めた。
レギュラーシーズンの阪神戦は8勝17敗で終了。25試合中、1点差が15試合という中で勝敗では大きな差をつけられた。「あと1本が出るか出ないかという紙一重の中で、これだけ負け越してしまった。CSでやり返すチャンスをつかむために、最後まで僕らは必死にやるしかないので頑張りたい」。