◆米大リーグ カブス―レイズ(14日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
カブスの今永昇太投手が14日(日本時間15日)、本拠のレイズ戦に先発。2年連続の10勝を目指すも、初回いきなり2者連続本塁打を浴びるなど5回まで6安打3失点で降板し白星はつかめなかった。
初回だった。先頭のY・ディアスにカウント2―1
からのまん中のスプリットを左中間スタンドに運ばれると、続くカミネロには1―2と追い込むも再びスプリットを、ディアスとほぼ同じ場所にたたきこまれた。
3回2死二、三塁ではバントを試みたJ・ローの投手左へのゴロをつかみ損ねて(記録は失策から安打に訂正された)3点目を失った。
1回1死からの4者連続を含め今季最多タイの9三振を奪うなどピッチング自体良かっただけに、初回の2発が痛かった。
今永は現地8月5日レッズ戦から7試合連続6イニング以上3自責点以下のクオリティスタート(QS)を続けていたが、それもストップ。期間中援護に恵まれず、その間1勝3敗。この日もマウンドにいたときは1点だけだった。だが、6、7回で逆転し今永の8敗目を消してくれた。
なお、鈴木誠也は体調不良のためか3試合連続ベンチスタートとなっている。