◆都市対抗野球近畿地区最終予選▽1回戦 サムティ2―1島津製作所(15日・わかさスタジアム京都)

 不動産開発を手がけるサムティ(本社・大阪市)による発足1年目のチームが、日本選手権近畿地区最終予選1回戦に登場した。活動拠点を同社が運営するネスタリゾート神戸(兵庫・三木市)内に置き、23人の部員で活動している。

オリックスや横浜で内野手としてプレーした小川博文氏が初代監督を務めているが、初陣は体調不良で欠席。監督は「選手を信じてるんで」と、代わりに指揮を執った元日本ハムの今関勝コーチに思いを託した。

 スタメンには、元ヤクルトの尾仲祐哉投手とコーチと選手を兼任している元広島の曽根海成内野手が名を連ねた。

 初回1死一、二塁、4番の弓埜祥太郎一塁手の中前打で先制し、先発の尾仲祐哉投手が5回2安打1失点と好投。投打で良いムードを作り上げた。5回には尾仲のけん制悪送球で三塁へ走者が進み、三ゴロの間に1点を失ったが、初回に奪った2点で逃げ切った。チームの目標である日本選手権出場へ、好スタートを切った。

編集部おすすめ