◆日本選手権大会近畿地区最終予選▽2回戦 三菱重工West17―2ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校=7回コールド=(15日・わかさスタジアム京都)

 元阪神の北條史也三塁手が、古巣・阪神の2リーグ制後、史上最速リーグ優勝に刺激を受けた。「(今年の阪神は)強いな、と。

原口(文仁)さんとか、糸原(健斗)さんとかが出ていると、特に頑張れって思います」と、ともにプレーした仲間の活躍に心を打たれた。日本選手権出場を懸けた最終予選の初戦では、5回2死一、二塁で左越え3ランを放つなど、自身も負けじとチームに勢いをもたらした。

 6月に行われた都市対抗予選では出場権を逃したが、北條はNTT西日本の補強選手として本戦に出場した。開幕の三菱重工East戦では「7番・二塁」で出場。9回に先制2ランを放ち、2―1で勝利した。

 「全国に行かないと意味がない」。都市対抗に出場し、より強く感じた。北條のバットで全国の舞台に導く。

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