◆第73回神戸新聞杯・G2(9月21日、阪神競馬場・芝2400メートル、3着までに菊花賞・G1の優先出走権)9月16日=栗東トレセン
5月のデビュー戦、前走の白百合Sを勝って2戦2勝のライトトラック(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父キタサンブラック)は、坂路を62秒5―15秒5で登坂した。大江助手は「普通キャンターが良くなって、いい夏休みを過ごせたと実感できる状態で帰ってきました」と笑顔をみせた。
2戦目でリステッドに挑戦した前走の白百合Sは、4着までタイム差なしの大接戦を制した。底知れない能力を感じさせる。同助手は「距離は持ちそうなイメージがあります。勝負どころでモタモタしますが、キャリアを重ねつつ、心身の成長を促していきたいです」と伸びしろに期待した。距離延長をこなせば、菊花賞への期待が大きく膨らむ。