皆さん、こんにちは。今季のセ・リーグは、阪神が優勝。
今年は故障者も多く出てしまったのが、響いた形になりましたね。主戦力がそろわないシーズンでもあったと思います。ただその一方で、CSで今季の真の巨人が見られるんじゃないかな、と。ここで僕は、CSピーク説を提唱したいんです。
まず、戦い方が定まってきましたよね。岡本や丸を負傷で欠いた時期に出場機会を伸ばした若手選手、中山やリチャード、泉口、岸田らがレギュラーをつかんでいます。言わば今年苦しみながらまいた種がしっかり芽を出し、岡本ら続々と復帰した主力とともに打線が固定されてきました。こうなると選手にも役割、求められるものがわかりやすくなるはず。
さらに、残る試合へのモチベーションはどこよりも高い。これも追い風になるのかなと思います。この時期になると記録や個人タイトルも気になってきますが、泉口が首位打者、マルティネスのセーブ王、大勢もホールドポイントによる最優秀中継ぎを争っています。さらにマーくんの日米通算200勝も見たいし、もう全部達成してもらえたら、最高の状態、最高の勢いでCSに臨めるはずです。
それができたら「GGK」あります。ジャイアンツ、ジャイアントキリング―。去年自分たちがやられた悔しさをここで晴らす。そんなシーズンなんじゃないかと。巨人は過去に優勝を逃した年はクライマックスを勝ち上がって日本シリーズに出たことはないですが、その歴史的な部分も打破するチャンスありますよ。去年の忘れ物を取りに行く。まずはレギュラーシーズンを2位で終えることが最低限のミッション。