お笑いコンビチョコレートプラネット」が18日にYouTubeチャンネルを更新。松尾駿が過去の動画で一般人を「素人」と呼んで「素人はSNSをやるな」という趣旨の発言をしたことを謝罪し、経緯を説明した。

 「皆様へ」と題した動画をアップし、相方の長田庄平と2人で出演。冒頭、まずは長田が「この度はお騒がせして申し訳ありませんでした」と謝罪し、2人で頭を下げた。

 松尾は「僕の発言で不快な思いをされた方、ご迷惑をおかけした方、応援してくれた方に、本当に申し訳ございませんでした」と騒動を謝罪。「僕の発言の真意を話させてもらうと、『一般人はSNSをやるな』という言い方になった経緯なんですけれども。稲ちゃん(きっかけとなった「アインシュタイン」稲田)のことに対してもそうですし、今まで誹謗(ひぼう)中傷だったり、ネガティブなことをわざわざ僕にぶつけられたり、色んな人のも見ていて、なんでそんなことをするんだろう、っていう経緯から、そういうことを言うくらいだったらSNSをやるなと。というすごく極端な言い方をしてしまいました」と語った。

 「それによってすごく誤解を生んでしまい、不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ございません」と重ねて謝罪。「大きく言ったというのは、まあ…その…まあ、芸人なのでちょっとボケというか。極端に大きく言うっていう言い方で、一般人はSNSをするなという言い方、素人はSNSをするなと、素人とかいう、すごく偉そうな言い方になってしまいました」と説明した。「本当、それで不快な思いをされた方がたくさんいると思います。本当に申し訳ございませんでした」と謝った。

「真意としては、そういうネガティブなことを見たり、人を傷つけるようなことを僕はすごく嫌で。そういうのをやるくらいだったらやるなと、すごく極端な、もう…すみません。すごくバカな言い方になってしまって。もうちょっと、芸人だったら面白く、言えたはずなのに。僕もちょっと…力がなく。極端な、不快な思いをさせる言い方になってしまいました。というのが僕の発言の真意です。これを言っても、それでも嫌だなと思う方もいらっしゃると思います。ここから頑張っていくだけだなと思いますし。本当、申し訳ございませんでした」と失言を反省した。

 相方の長田は「僕も横で聞いてて、むちゃくちゃなことを言ってんなとは思っていたんですけど。いち芸人が、むちゃくちゃなことを言ってんなとスルーされると思ったんですけど、それが切り抜かれて拡散されてしまった」と話した。

その後当該動画を削除したことについては「稲ちゃんの名前も入ってたので、悪目立ちするのも良くないなという感じで、僕の判断で削除させていただきました」と説明した。

 そして長田は「今回は松尾の言動が取り上げられたんですけれども、松尾の言動は僕の言動でもあると思うので。チョコレートプラネット、2人でやっておりますので。2人の責任だなと思います。ということで、初心の気持ちに帰る、気持ちを引き締めるという意味を込めて、頭を丸めたいと思います」と言って2人でバリカンを持ち出し、自らを丸刈りにした。

 松尾をめぐっては、過去の動画で、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹がインスタグラムの不正アクセスの被害に遭い、犯人が逮捕された件について言及。誹謗中傷対策の提案として「芸能人とかアスリート以外、SNSをやるな」「素人が何、発信してんだ」という旨を発言。それが切り取られ、ネット上で炎上。当該動画はその後削除された。

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