◆JERAセ・リーグ 広島2―7阪神(17日・マツダスタジアム)

 広島は、阪神との今季最終戦を飾れず、同カードは今季2度目の6連敗で終えた。先発・高が、3回無死二塁から森下に2ランを浴びた。

6回以降に登板したリリーフ陣も総崩れ。打線は“難敵”大竹に対し、3点を追う5回に中村奨、ファビアンの連続適時打で1点差に詰め寄るのが精いっぱいだった。大竹にマツダ通算12戦で10勝目(1敗)を献上。今季の阪神戦は03年以来22年ぶりのワーストタイの19敗(6勝)。負け越し13は球団ワーストの屈辱となった。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―先発の高投手は立ち上がりからリズムをつくれなかった

 「最初ちょっと真っすぐが、いつもより球威がないのかなと感じたけど。まあ、相手も登板を重ねるごとにやっぱりいろいろ研究してくる。そこをまた乗り越えていってもらいたいと思います」

 ―打線も5回に追い上げは見せたが、勢いに乗れなかった

 「そうやね。2ランホームランで先制されて、相手(投手陣)に楽なピッチング、余裕を持ってピッチングをされた」

 ―阪神との今季最終戦だった

 「そうやね。全ての面において、力の差を感じさせれたシーズンだった」

 ―若い選手も強いチームとの対戦を経験しながら成長を

 「そこは一朝一夕にはいかないから。やっぱり自分が我慢してやっていくしかないと思います」

編集部おすすめ