パ・リーグ ロッテ7―0楽天(18日・ZOZOマリン)

 楽天・岸孝之投手が先発し、8回105球を投げて10安打7失点で完投も6敗目を喫した。

 初回、先頭の西川に初球の142キロ直球を右前にはじき返されて、リズムを崩した。

岡の左前打などで1死満塁のピンチを招くと、寺地に押し出し四球であっさりと1点を失った。なおも1死満塁で藤岡には2点二塁打。安田に右犠飛まで許して、初回に4失点した。

 2回も立ち直れなかった。小川、西川の連打などで1死一、三塁で高部に右中間を破られて2点三塁打。続く山本には適時二塁打を打たれて3失点し、2回までに7失点と、最下位のロッテ打線にのみ込まれた。

 3回以降は球を低めに集めて8回7失点完投も、あまりに痛すぎた序盤の乱調。試合後は「ストライクを取るのに苦労したというか全然、入らなかった。初回からあんなのでは、チームの勢いもなくなってしまう。仙台で勝ってきたのに、そういう勢いに水を差してしまって申し訳ないという気持ちです。たくさんのファンの方も応援してくださったのに、申し訳ないです」と肩を落とした。

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