◆世界陸上 第6日(18日、国立競技場)
中島佑気ジョセフ(富士通)が1991年東京世界陸上の高野進以来、日本勢34年ぶりとなる男子400メートル決勝に登場。雨の中で大歓声を受け、メダルを目指して9レーンを走った中島は6位入賞で、同種目での日本男子選手最高順位となった。
レース後、TBSの石井大裕アナウンサーのインタビューに答えた中島は「まだ先は長いので、メダルから、それから金メダルっていうところを、来年再来年、目指していきたい」と話した。するとこれに、大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二が反応。「いやあ、言ってましたね、金だよ!」と大喜びし、「(金メダル)取れると思う」と話した。
これを受け、陸上競技経験がある応援サポーターの9人組グローバルグループ「&TEAM」のKが「(アメリカの)パターソン選手に勝ったじゃないですか、気持ち的にも感覚的にも『俺、パターソンと勝負できるんだ』っていう感覚でこれから練習すると、より視野も広がって、より身近に感じると思うんです」と返すと、織田は「そうだよね、目の前のこの人数を抜けばいいじゃんって。見えたよね。23歳、ほんとすばらしい!」と絶賛した。