パ・リーグ 西武2X―1オリックス(18日・ベルーナドーム)

 オリックスが今季6度目のサヨナラ負けを喫した。1―1の9回、2番手・岩崎が2死二塁から炭谷に左前適時打を献上。

8回2死一、二塁のピンチで火消しに成功したベテラン右腕が2イニング目で力尽き、移籍後初黒星を喫した。

 先発・山下は初回先頭から6者連続三振を奪うなど、7回2/3を7安打1失点、8奪三振の力投。379日ぶりの白星とはならなかったが、最速157キロの直球とカーブ、フォークで投球を組み立てた。岸田護監督は「いいピッチングでしたね。本当に素晴らしかったと思います」と評価。「ゾーン勝負でいけた。三振も取れましたし。(相手先発の今井との)本当に素晴らしい投手戦だった」と振り返った。

 その今井に対し、打線は7回1死まで安打が出ず。8回に2番手・ウィンゲンターから相手の失策絡みで1点を奪うのがやっとだった。

 あす19日の移動日を挟み、チームは20日から今季未勝利の鬼門・みずほペイペイでソフトバンクと4連戦。指揮官は「また切り替えてやっていくしかない。

一戦一戦、勝ちに行っているので、また勝ち切れるようにやっていく」と前を向いた。

編集部おすすめ