ドジャースのロバーツ監督は18日(日本時間19日)、本拠地・ジャイアンツ戦前の会見で、佐々木朗希投手(23)が、この日のマイナー3Aオクラホマシティーの敵地・タコマ戦でリリーフ登板することを明言した。
朗希は今季ドジャース入りして開幕ローテ入りを果たしたが、5月に右肩を痛めて負傷者リスト(IL)に入って離脱。
だが、9日(同10日)には今季最速となる100・6マイル(約161・9キロ)をマーク。状態を上げたが、ドジャースの先発陣は大谷、山本、スネル、グラスノー、カーショー、シーハンと好調の投手がそろっており入り込む余地がない現状となっていた。
一方でリリーフ陣はスコット、イエーツ、トライネンらベテラン陣を中心に不調が続き、2年連続のワールドシリーズ制覇へ向けて課題となっていた。朗希がリリーフでの適性を示せば、ポストシーズンでは起爆剤になる可能性もある。朗希はロッテ時代を含めて、救援は今年3月のオープン戦で1試合登板しただけ。経験はほぼないに等しいが、リリーフでのメジャー昇格を狙う。