◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・京都府支部予選」(9月14日・山城総合運動公園ほか)◆中学生の部 ▽1回戦 京都西京極ボーイズ6-3京都東山ボーイズ

 3か月前のリベンジ勝利だ。京都西京極が京都東山に競り勝ち初戦を突破。

6月の選手権大会支部予選でサヨナラ負けした相手で「3年生の仇(かたき)を取れました」と内藤監督が喜んだ。

 同点の最終回2死から執念を見せた。代打・辻が初球を左前打。「けがして最近治ったばかり。出番を待っていた。初球ストライクなら思い切っていくつもりだった」。仲間の復活打にナインは発奮。ここから満塁と好機を広げ、野村、北川の押し出し四死球、森田の左前適時打で3点を勝ち越した。

 2回1死満塁で救援した1年生右腕・森田の奮闘も光った。いきなり押し出し四球スタートだったが、3回以降は無失点で「2年生の試合なんで最初は緊張したけど、3回から心に余裕ができました」。強豪相手の難関を突破し、上山主将も「これまでやってきたことを出せた。この先も凡事徹底で絶対に勝ちます」と自信を深めた様子だった。

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