◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・京都府支部予選」(9月14日・山城総合運動公園ほか)◆中学生の部 ▽1回戦 京都嵯峨野ボーイズ8-1京丹後ボーイズ

 投打がかみ合った京都嵯峨野が、コールド勝ちで初戦を突破した。2回に6安打を連ねて一挙6点。

3点を先取後、さらに満塁から走者一掃の左中間三塁打を放った平良は「ここで打ったら勝負が決まると思っていた」と気合の一打を振り返った。

 大量点で、先発の山岸亮は楽になった。5月に腰を疲労骨折し2か月休養。秋の新シーズンに間に合った右腕が、5回を5安打1失点で投げ切った。故障中に取り組んだ体幹トレーニングの成果を感じたそうで「エラーがあっても抑えるべきところを抑えられた。けががあって今があると思います」としみじみ話した。

 目標は2年ぶりの本大会出場。「初戦をしっかり勝てたのが何より。2回はみんな声が出て、ベンチの雰囲気も良かった」と橋本主将。その笑顔が手応えを物語っていた。

編集部おすすめ