◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・大阪中央支部予選」(9月13、15日・グレープヒルスポーツ公園野球場ほか)◆中学生の部 ▽準々決勝 東大阪北ボーイズ3-1大阪八尾ボーイズ

 東大阪北ナインの特訓の成果がいきなり出た。初回・先頭打者の阪口凉が二塁内野安打で出塁し二盗。

その後、1死二、三塁とすると、4番・佐久間が中前へ先制の2点打。さらに仲程が中前打でチャンスを拡大すると、井上主将が押し出し四球を選び、3点を先制した。

 このリードを先発・照屋が「相手は振ってきたが、しっかりかわして抑えられた」と4回2/3を4安打1失点で死守。2番手・浦井も無失点で切り抜けた。リードした田山捕手も「3点あれば大丈夫と思ったし、ヤバいとは思わなかった」と絶賛する投球内容だった。

 初戦(13日)をコールド勝ちしたが、「練習熱心でまじめな子が多い」(前田監督)というナインは、当日、朝4時から練習。バットを振りまくって試合に臨んだ。先制打の佐久間も「朝練をやっていい状態だった。これで打たないとダメでしょう」と目を輝かせた。

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