歌手の相川七瀬が19日、自身のSNSなどで離婚していたことを発表した。昨年11月に本紙が行ったインタビューでは、今後の展望について語っていた。

 取材当時は49歳。目前に控えた50代に向けて「ここからの10年はすごく大事な10年。年齢的にも一番最後のアクセルを踏むところかな、と思っている」と沸き立つ仕事への情熱をのぞかせていた。

 2001年に結婚し、3人の子供を出産。第3子の長女は、今年で13歳となる。子育てもひと段落してきたことから「結婚した後にゆっくり走ってきたので、もう一回しっかりドライブしてみたいなって。海外でもライブをやりたい」と明かしていた。

 アーティスト活動の傍ら、20年から国学院大に通い、24年からは同大学院に進学。現在も様々な民族の祭りを研究しており「アーティストとして海外でライブを重ねることはもちろん、研究者としての視点もそこにある。海外に行けば両方一緒にできるなと思っています」と意欲を見せていた。今月には実際にブラジルへ足を運んでおり「自分に課せられている役割を探す10年で、60歳からはそれを体現化する人生になっていくと思う。そこまでには博士号を取れるくらいに勉強できていればいいなと思っています」と将来を見据えていた。

 今年11月にはデビュー30周年の節目を迎える。離婚を発表したことで心機一転、歌手活動と研究活動に力を注いでいくに違いない。

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