女優の天海祐希が19日、都内で行われたBS朝日の開局25年を記念したドキュメンタリー番組「人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く」(前編・10月25日、後編・11月1日、いずれも後9時)の取材会に出席した。

 世界遺産であるイタリアのポンペイやローマの遺跡を巡り、初代皇帝アウグストゥスがもたらした古代ローマの平和と繁栄の秘密に迫るほか、2000年前の街並みや、その時代を生きた人々の暮らしに触れることで、次々と湧いてくる疑問が、現場で解明されていく。

天海のドキュメンタリー番組出演は10年ぶりという。

 ロケは6日間、首都・ローマ、「人生で一度は行ってみたい場所だった」という念願の南部・ポンペイでも行われた。「当時の方の生活に触れると、楽しんでいた跡がいっぱいある。遺跡を一日歩かせてもらって、不思議な気持ちになった。今にも当時の人が歩いてきそうな街だった」と振り返った。

 一方で「まさに温故知新で、変わっていないじゃないかというところもいっぱいあった。今は情報が手に入りやすいけど、人として人間が持っている五感とか感情とかベースのものがちょっと薄れてきているんじゃないかな。人に何かを伝えるのも薄れてきているような気持ちがして、反省しました」と語った。

 ロケ外でもイタリアを満喫。グルメは「全部おいしかったです。ピザもムール貝もパスタもベリッシマ(最高)。ボーノ(おいしい)、ボーノ」。

続けて「あ、あとイタリアの男性かっこよかったですよ。声かけられなかったですけど」と笑っていた。

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