◆イースタン・リーグ 巨人3―4日本ハム(19日・Gタウン)
巨人のフリアン・ティマ外野手が3安打2打点の活躍。絶好調のバットから、この日も快音を響かせた。
「4番・三塁」で先発出場。初回1死二、三塁で右翼線に先制2点二塁打を放つと、6回2死では左前打、9回先頭では24年パ最優秀中継ぎ左腕・河野から中前打で9月4度目の猛打賞をマーク。「甘いボールをしっかり芯で捉えられている」と納得の表情を見せた。
試行錯誤の末、打撃フォームを変更したことが結果として表れている。「足のあげる高さとバットの構える位置を昨年の形に戻した」。9月は9試合に出場して28打数14安打で打率5割、1本塁打、8打点と成績を残し、13日の同・横浜戦以降、6戦連続で4番に座る。
橋本2軍打撃コーチは「方針としては4番で育てていこうと。調子が悪くなってくると背負いすぎてしまう部分がある。もちろん今後4、5番を打ってほしい選手。考え方をずっと伝え続けていきたい。考えてやってくれていることが1番成長につながるし、すごくいいところ。もっともっと貪欲にいってほしい」と助っ人の成長に目を細め、さらなる活躍に期待した。